今週末、三月に延期になっていた
アートフェア東京2011に行ってきた。
美術を中心として古美術さくひんなど、アート作品がたくさん展示されている。

それではまず、絵画から気になったブースを見てみよう。
翠波画廊の展示する作家
ハンス=イヌメ氏。
子供をあやすようなやさしい視線で、あまり関心を持たない動物たちにスポットを当てている。中には、人間も描かれているが、それがやけに動物的に思えた。

案内の人にその点を伺った。すると、彼は動物と人間の共存を意識して描いてもいるらしく、双方の相対性を極力削除し、仲間意識を強めた作品にしているそうだという。
また、彼はこの6月に来日したらしく、作品を描く上で大切にしているひとつは、紙だそうだ。たしかに彼に作品はすべて和紙に描かれていた。よって、日本の紙屋さんをハシゴしていたと言う。 童話の世界から飛び出したような彼の作品群は、私の心を見事射止めた。
お次は、
青木画廊さん。
ここの展示も、昭和レトロのメルヘンチックな作品が多くあって興味を引いた。しかも仔細に飛んでいて、時間のかかる作業が伺えた。
次は、陶器、磁器関連作品の世界だ。
ギャラリーセントアイヴス。日本で唯一イギリスの陶器を取り扱う専門店だ。
イギリスの伝統的な陶器は、温暖色の
スリップウェアである。

しかしながら、日本の陶芸家、
濱田庄司によって、戦後のイギリス陶器は多彩な陶芸となった。
今回展示されていたものでは、四角柱の形が大きく傾いた作品や青磁の湯飲みが目をひいた。どうしてもイギリスといえば、有名な
ウェッジ・ウッドが先に浮かぶが、意外にもどんどん若い作家が現れて、新しい潮流を生み出しているようだ。
もうひとつは、
井上オリエンタルアートさん。
古代中国では、古代中国では王侯が墳墓を造営しその培葬品としてつくられた様々な形象土偶、これを「俑」(よう)と言う。
漢時代から、嘗ては史上最も文芸が勃興し隆盛した時代と言われる宋時代までの「陶俑」の変遷を展示していた。ミニチュアの兵馬俑みたいで、見ていて飽きなかった。
ちなみに、兵馬俑は、灰陶に赤、黒、白などの彩色が加えられた加彩陶器で、等身大の兵士や将軍、文官、武官、馬が始皇帝陵を取り巻く地下坑の中に整然と配置されている。
そして、最後は、
GALLARY APAのとある作品。
梶千春さんのドット工場。

なんか知らないけど、目を引く作品なんだよな。あまり深い意味はないけど。
以上、個人的に目を引いた作品を紹介しましたが、かなり人気なのか、たくさんの観客で賑わっておりました。