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 祭りに息づく人形たちの撮影。

 長野県下伊那郡阿南町で行われる“早稲田人形座”の文楽公演の舞台裏にお邪魔してきました。 

 朝、7時発のバスに乗って、いざ西に向かった。<むっちゃ眠いよ~>


 途中、双葉サービスエリアでの休憩を挟み、四時間ほどで、飯田インター近くの伊賀良のバスターミナルに着いた。

 ここから、阿南町社会福祉協議会の方が用意してくれたマイクロバスで街に移動。 

 オイラの他に、8人ほどのツアー参加が同乗した。

 この辺りは、かなり涼しいと思っていたが、意外に熱いではないか。バスの運転手さんに話を聞くと、やはり今年は異常に熱いと言う。 

 ふと、山里の空を見ると、すかっとした青空をない。オイラはもっと青い空を予想していただけに、少し残念。また、飛行機雲がやたら目立つ。この辺りは、通過点なのだろう。  
 
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 バスでは、空気が冷たいので、エアコンよりも窓を開けて走っていた。そのほうが、気持ちがいい。皆、涼しげな微笑みを浮かべていた。

 移動途中、『かじかの湯』という健康ランドのエリアにあるとある飲食店で昼食となった。

 その店は、バイキング方式で、お一人1260円!すでに、入り口に列が出来ていた。

 まもなく、中に入ると、地元の特産品を使った料理が目白押し。

 新鮮なトマトのマリネ、きゅうりの漬物、茄子の田舎煮などどれも絶品ではないか。 
 
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 特に、目を引いたのが、みょうがご飯。意外とあっさりしていて、食べやすい。所変われば、料理が変わる。<日本は凄い国だよね>

 これまでいろんな料理を食べてきたけど、ここの料理はホンマに美味しい。自然の恩恵を受けた食材は、やはり違うのだろう。お腹いっぱいになるほど頂いたのは、言うまでもない。

 さて、昼食のあと、国道151号線を走るバスは、山奥に入り、どんどん高度を上げていく。すでに、高度5・600m辺りまで上っている。

 車窓からは、まだ青いリンゴの実を掲げた木々や桃の木、美味しそうな実を付けた梨の木など、信州らしい果物の博覧会が展開されていく。 
 また、赤い花を咲かせた百日紅(さるすべり)の木が目を引いた。普通は、ピンクなのだが、この辺では、赤いのもあるという。 

 さて、バスがまもなく町に入り、メイン会場の早稲田神社に着いた。ちょうどここで、他のエリアから参同した方々と合流し、総勢20人ほどが集まった我々は、神社のある急な階段を昇っていった。 

 境内に入ると、すでに祭りの準備をしている人たちが、一生懸命汗をかいていた。

 花火の準備、みこしの準備、会場組み立ての準備、そして、奥にある人形座の館内では、人形公演の準備、及び練習が行われていた。

 早速我々は、公演の練習風景を撮影。

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勇ましい人形を操る職人たちも勇ましい表情を浮かべている。<人形よりもこちら撮るのもいいね>

 この人形は、一体に対して、たいてい二人が担当するので、コンビネーションが問われる。

 汗を流しながらも、明日の本番に向け、真剣な練習が繰り広げられる。

 それにあわせて、我々も真剣に撮影を試みていく。

 撮影後、本日の宿に一旦荷物と早い夕飯を食べた後、また境内に戻ってきた。

 すると、子供たちを中心にわんさと人が集まっていた。

 何が始まるのかというと、 “もち投げ”である。

 実は、オイラの実家の町でも、同じような“もち投げ”がある。それは、新しく家を建てたときに行われる風習で、やはり子供を中心に集まってくる。

 その“もち投げ”のもちの中には、大きさに応じて、硬貨から札まで入っているので、みんな真剣そのもの。

 その他にも、お菓子もたくさん投げられるのだが、最後の大きなお餅になるともうみんな戦々恐々。

 それはそれは、大変な光景なのである。

 そんなイメージを抱いていた。

 しかし、おもちのサイズは小さく、お金は入っていない。しかし、お菓子もたくさんまかれ、和やかな雰囲気である。<うちの田舎とは、雰囲気がぜんぜん違うなあ>

 そんな楽しい行事の後、子供たちによるみこし担ぎが行われた。

 年代にあわせて、みこしを担いで、町民会館のある山の頂きに登っていく。

 下は小学生から、上は高校・大学生くらいの町民が、声を張り上げて道を闊歩していく。

 やけに、中学生の女子グループが元気。 

 彼女たちの掛け声がおもしろい。

 『マチュピチュ マチュピチュ あなたと私のマチュピチュ それは幻!』 

 意味がぜんぜんわからないが、彼女たちは、やけに盛り上がっていて、みんな常に顔が綻んでいる。<女の子は元気あるよなあ>

 また、最後尾の青年団グループは、酔いに任せて、ふらふらと訳のわからない行動を繰り返している。

 また、オイラの田舎の話をしよう。

 夏になると、“宮踊り”というお祭りが行われる。

 この早稲田人形座と同じく、県の無形文化財に指定されている。

 簡単に内容を説明すると、一年間になくなった町内の人たちを供養するのが、おもな趣旨。

 町内全員は大変なので、主要地区四地区が参加し、太鼓や練りをしながら、神社に集結していくというものである。

 そして、神社に着くと、各地区の踊りが披露されるというわけだ。

 この祭り、実は凄く危ない一面がある。

 主要地区の区民館から神社までの間、練る人たちは、飲みっぱなしなのである。

 もちろん、オイラも高校生の時に参加しているわけだが、なんせ酒に慣れていないから、簡単に酔ってしまう。

 押し競饅頭を20人ほどでやりながら進んでいくわけだけど、酔ってるから何が起こるかわからない。

 喧嘩もあれば、どこかの家のドアを壊したり、溝に落ちたり、“岸和田だんじり”ばりに危険を伴うのだ。

 その光景を見てきたオイラにとって、この阿南町の練りは、まだまだ甘く見えてしまう。

 まあ、過疎の小さな村を考えると、これも仕方ないのかもしれないが・・・。

 さて、話を戻そう。

 大体一時間をかけ、町民会館に着いた。

 その後、何があるかと言うと打ち上げ花火

 ちょうど、崖の下から打ち上げられるので、始まるやいなやもう圧巻。

 むちゃくちゃ近いから、大きさが違う。

 普通、花火と言うと、どんどん上げられるイメージを抱くもんだが、ここの花火は一味違う。二・三分の間隔を置いて、一つずつていねいに打ち上げられる。

 球のサイズは、5尺を中心に放たれ、けっこう見ごたえはある。

 我々は、間食を撮りながら、花火を撮影していった。

 その後、もう終わりかというと、そうではない。

 また、神社に戻ると、境内には、子供連れの人々が集まっているではないか。

 今日の締めくくり。仕掛け花火である。

 どこからこんなに出てきたのかと、驚いている間に、花火に火が灯された。

 縦横無尽に花火が舞う。実に危ないではないか。 

 仕掛け花火の中心では、らっきょ玉という爆竹ばりに激しい音をたて、花火が宙に舞う。

 またその花火は、泡をゆっくりと吹き、やがて大きな炎の嵐となって、宙に舞う。

 ちょうど、手筒花火のように、火の粉が柳の木のように上から振ってくる。

 その火の中に入るものもいて、これまたおもろい。

 <まあ、時々、境内に舞う時もあるんやけどね>

 ちなみに、隣にいた子供のジャージーが、火の粉で一部穴が空いてしまった。

 その後も、次々と面白い仕掛け花火が繰り広げられ、老若男女恐怖心を抱きながらも、好奇の目はやまない。

 最後に、ドカーンと大きな花火が打ち上げられて終了。本日はここまで。

 さて、一夜明け早朝より、天竜川に流れ込む和知野川界隈にて撮影。

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 ちょうど近くに、飯田線が走っているので、電車も入れながら、朝のすんだ自然風景を撮影していく。

 その後、和知野キャンプエリア近くで、朝食。

 おにぎりや味噌汁などでひとときの安らぎをえるが、その中でも、美味しいが実に印象的だ。

 そのは、やたら形が大きく、しかも、形が悪い。 

 しかし、味は最高に甘みがあって、上手いのである。

 お腹が膨らんだ後、ひまわりの撮影。 

 少し遅かった気がする。

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 さらに、水仙の撮影を済ませると、再度、早稲田神社に戻った。

 この人形座の本番は、二時から行われるのだが、我々はバスの時間があるために、本番を見ることができない。

 まあ、本番の撮影は遠くからするしかないので、あくまでも練習風景を撮ることがメインだったので、バスの時間の許す限り、境内でおのおの撮影を繰り広げていた。

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 やがて、時間になると、お世話になった阿南町の役所の人たちに挨拶をすませ、一路飯田に向かった。

 今日は、夏休み最後の週末。高速道路は言うまでもなく大渋滞。河口湖インターからすでに込んでいた。

 結局、新宿に着いたときには、三時間オーバー。

 おかげて、一冊本を読み終えましたよ。 

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09.02 (Sun) 16:47 [ 未分類 ] CM0. TB0. TOP▲
  
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