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 「みなさん、こんばんわ。統括のフッキーです。  

 年を明けて一週間を過ぎ、何か普通の生活に戻ってきましたが、何か最近正月と違って、やたら暖かいですよね。
 
 沖縄は、桜がもう咲いたりして、今年も暖冬になりそうな気配であります。 

 さて、きょうは、時事ネタであります。

 以前からいろいろと問題になっていた悪行出版界のお話であります。 

 きょうは、久しぶりに、社会部のサム&ソンさんにお願いしておりますが、本日はソンさんがケニア取材のため、サムさん一人になります。それではサムさんよろしくお願いします」




 「アニョハセヨ!
やっとかめ。サムでーす! 
どえりゃあ、久しぶりだがね。ほんま何しちゅうよっていわれるでいかんわ。

 さて、新年あけましておめでとうございます。今年も何卒、よろしゅたのみますね。
今日は、とうとううみがでてきた某出版社の話だがね。
世の中には、でらぁたくさん会社があるがね。しかし、世の中に役立っている会社はどんだけあるんでしょうねえ。
それでは、まずこれから読んでちょ」



 『絵本作家志願である参天具順平24歳。 
 
 大学を卒業後、公務員として市役所に勤務しながら作品を書き上げ、いよいよ作品の応募を考えていた。

 そして、ある日電車の中で、一つの広告に目が止まった。これが、運命を大きく変えることとなった。 

 “00舎主催
 「00舎賞」作品募集 ジャンルは問わず“

 「おっ!これだ!」

 順平は、暖めていた作品を応募した。そして、審査結果後、女性から連絡が入った。

 「どうもお世話になります。00舎のA子です。先日はご応募頂き誠にありがとうございました。

 「あっ、どうも」

 「もうご存知かと思われますが、選考の結果、参天具様の作品「星の王女さま」は、残念ながら各賞から洩れることとなりました。 

 しかしながら、審査員の中でもかなり評判が良く、落選作品の中でもかなり輝いていました。よってですねえ、当社としては、参天具様の作品を別の形態にはなってしまいますが、出版に向けてご協力できればと思い、本日ご連絡させて頂いたわけです」

 「というのは、どういうことですか?」

 相手の気を引く作戦。ついついそれが何なのかと、見事聴く耳を持ってしまう。 

 「はい。出版には、いろいろな方法があり、共同出版、協力出版、共創出版、また自主出版などがございます。
 当社としては、自主出版ではなく、原稿内容の校正や製本方法などを当社と共同で行う共同出版でお出しするのはいかがでしょうか?」

 自主出版も共同出版も協力出版もすべて予算の負担は、著者である。共同出版業者が、いろいろな言葉を作り、難しく、かつややこしくしたのである。

 「自分の作品が、それなりに評価いただいているのでしたら、後日もう少し詳しい内容をお聞かせいただけますか?」 

 「はい、ぜひお待ちしております」

 後日、参天具さんは本社に出向いた。一階の相談ブースの一室で待っていると、先日の電話口の女性担当者が登場した。 
 
 「わざわざ本日は、ありがとうございます。では、先日の続きからざっとお話いたしましょうか。
 ひとえに書物と言いましても、企画や構成、また校正など、さまざまな段階を経て始めて世に出ることができます。
 共同出版と言う名の通り、当社とお客様が共同にて製作していく形になります。ただ、共同と言いましても、当社の場合は、作品を万全の対策にするため、校正文章の担当として一人お付けいたします。また、いい作品でも世に出なければいけませんので、協力店舗800ヶ所にて、陳列を確保しております。
よって、少しばかりお客様にご負担をかけてしまいますが、素晴らしい本を世に贈り出す責任者として、力の限りご協力できればと思っております」 

 本を陳列する方法の一つとして、“棚買い”と言うのがある。これは、一角の棚のスペースを買うこと。常に同じ会社の商品を並べることができる。

 「それじゃあ、予算はどれくらいかかるんですか?」 

 「そうですね。ページ数や写真の挿入などで変わってくるのですが、頂いた原稿内容ですと、ざっと300万ですかね」 

 「えっ、そんなにするんですか?」 

 「どうしても、担当者が一人つき、サポートするので、少しご負担がかかります。また、書店のスペース問題などで、必要な部分が出てまいりますので、申し訳ないですが、それくらいはかかってしまいます」

 「ちょうと、予想よりも製作費用が高いので、正直難しいですね」 

 「そうかもしれませんが、せっかくの素晴らしいこの作品。このまま、眠っておいてもいいんですか?当社でなら、さらに原稿を磨き、商品として恥ずかしくない内容に作り上げて見ます。

 「そうですか。しかし、金額がやはり大きいですので、今回は事態したいのですが…」 

 「それでしたら、今回の金額は、写真をカラーにした場合の金額になりますが、白黒にするともう少し安くなります。また、カバーをソフトカバーにして、その他もろもろを裂くと、220万ほどになります。

 担当者は、最初の値段の表と一緒に220万の表を出してきた。

 「当社では、220万で製作いたしますが、他社ではもっとかかると思いますよ」

 いかにして、当社が安いかをアピールしてくる。

 「しかし、本当に書店に並ぶんですよね」 

 「もちろんです。先ほどもいいましたが、実は全国ばかりでなく、海外にも協力店舗を持っており、一大世界ネットワークへと広がっています。また、各営業担当者が責任を持って、店頭に伺い、営業にも力をいれますので、フォローは我々に任してください」

 「そうですか。じゃあ、一度考えますので、またこちらから連絡する形でいいですか?」

 「はい、そうですか。では、だいだいでよろしいのですが、何日ほどでお返事いただけますでしょうか」

 「そうですね。一週間ほどお時間いただけますか?」

 「はい、かしこまりました。せっかくの作品ですから、たくさんの人にやはり見ていただきたい。我々は最善をつくしますので、ぜひ良いお返事お待ちしております」

 会社概要の記載されたパンフレットや共同出版の流れ。そして、予算表を持って帰った。

 後日

 「すいません。先日窺った参天具です。今回、せっかくの機会なので、お願いしたいと思います」 

 「ああ、それはどうもありがとうございます。私、個人的にも気に入っていた作品でしたので、ほんとうにありがとうございます。参天具先生と一緒に仕事ができること楽しみにしておりますね」

 いきなり先生呼ばわりする。

 それでは、契約のお話をさせていただいてもよろしいでしょうか?」

 「はい」

 「それでは、契約書の~~~~~」

 結局、3年のローンで契約。

 まもなく、本の製作に入ると、作成担当者は、持ち上げるばかり。こちらに意見を求めず、ただひたすら褒めちぎる。製作は順調すぎるほどスピーディーに進み、予定の半年が、二ヶ月を切るスピードで出来上がった。

 しかし、それを見て絶句!指摘したいところがあったので、久しぶりに女性担当者に連絡してみた。

 すると、担当はすでに退社していた。 

 別の担当者に相談すると、その内容を訂正するには、また費用が別途かかるという。
仕方なく、その内容で製作する形になりましたが、発売日が過ぎても、どの書店にも自分の書物が見当たりません。

 不振に思った彼は00舎の新しく担当者となった男性B氏に連絡しました。

 「すいませんが、私の出版した書物ですが、いったいどこの店舗に並んでいるのでしょうか?」 

 「現在営業しておりますので、しばらくお時間いただけますか?」

 「はい、わかりました」

 一週間後、近所の書店三件に自分の書物が並んでいました。しかし、翌週には、店頭から素晴らしい作品は消えた。星のもくずとなってしまったのだ。
 
 順平は、自分が騙されたことにやっと気付いた』 



 「さてさて、この手口は、読んで頂けたらお分かりと思いますが、悪質なうえどえりゃあ巧妙ですわ。

 事実、警察も消費者相談センターもなかなか手を出せずにいました。しかも、弁護士と結託して詐欺を働いているため、たちが悪い。

 自費出版ビジネス大手の「新風舎」が7日、東京地裁に民事再生法の適用を申請しましたね。帝国データバンクによれば、負債額は約20億円、関連会社である新風ホールディングスをふくめると、約25億円にのぼる見込みです。  

 当社は、昨年、元大学教授ら三人らによる損害賠償請求によって、民事訴訟にかけられたことで話題になったがね。

 そして、今回の倒産の理由がおもしろい。その裁判の社会的な悪影響によって売り上げが減ってしまい、今回に至ったと言うがね。

 オイオイ、そんなに脆い会社やったん? 

 再生の方法を聞かれた際の社長のコメントもおもしろいでいかんわ。

 「これからは、著者から受け取る資金の他に本を売って、その売り上げを再生の資金にしてゆく」

 これまで自費出版の本を売る努力をし、成果を出していればこんなに批判はなかっただろう。製作した本が、出回らず、しかも売れないからいったいどうなってんだってことになったわけだよね。

 その雑本に近い商品を売って資金に回すなんて、まず無理だと思わない?

 何を考えているでしょうこの社長。

 まったく理解しがたいことばかり言ってるよね。

 まさに、うさぎ英会話と一緒で、あくどい営業経営だったってことだよ。ほんと世の中、ゴミのような会社がどえりゃあって、ほんま困るがね。

 みなさんもくれぐれも、あくどい商売に引っかからないように気をつけてくださいね。

 それでは、サムでした。また今度」





 ※ なお、当社の概要については、2007年9月28日の報告をご覧下さいませ。

 
 
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01.08 (Tue) 23:21 [ 未分類 ] CM2. TB0. TOP▲
  
コメント

ひゃ~~(;´Д`)
こんな巧妙な手口で~~!!コワいですね~!!
世の中、汚い手を使ってお金儲けをする人が増えてるんですね。
簡単に人を信用できないってことですね!
悲しい~~(;>_<;)
---------- micha [ 編集] URL . 01/09, 02:21 -----

最近は、次々販売など年配者をターゲットにした悪質な販売が横行しております。
われわれもくれぐれも注意が必要です。
ノーと言うの忘れずに・・・。
---------- ムッシュ [ 編集] URL . 01/11, 03:59 -----
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