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 「どうもこんばんは。
 統括フッキーです。 

 季節も変わったことですし、爽やかに衣替えいたしました。

 ハナミズキの花が街を彩り、清々しさを感じる今日この頃、いいですね。 

 ハンミズキと言えば、こちら!どうぞご覧ください。

 ハナミズキ
 
  さて、今日は、とある青年の物件探しの物語です。少々難しい内容ではございますが、日々新聞等を読まれている方ならご理解いただけるかと思います。

 それでは、今日は政治部たこ三宅さんにお願いします。それではたこさんお願いします」




 「どうも、たこ三宅じゃ。お久しぶりじゃのう。 

 今日は、とある若者の物件探しの模様をお伝えしたいと思いんじゃ。 

 まあ、わしの知る知人の知人でもあるんじゃが、彼の部屋探しについての物語じゃ。

 まあ、東京は世界の中でも家賃の高さは天下一品じゃが、都内でも探せば見つかるもんなんじゃ。
しかも一等地に!それでは、じっくりじっくりご覧くだされ。どうぞ!」



 ~ 『どさん子のお部屋探し物語』 ~  

 「すいません、部屋探してるんですが」 

 「どうもどうも、笹川不動産にいらっしゃいませ。お客様、どういった物件をお探しでしょう?」

 「そうですねえ、都内で2・3LDKで安いとこがあればと思ってねえ」

 「なるほど、ちょうどまだ空きが少しある物件がございますよ」

 「ほんとですか」

 「こんなのどうですかね。お客さん」 

 「ホー!『赤坂オクション』?変わった名前ですね」

 「マンションの上を行く豪勢な建物なので、オクション。造語ですよ」 

 「ふーん」

 「この物件は、赤坂の一等地ですが、3LDKで家賃92000円です。駐車代月々20000円となってます」

 「おっ!こりゃ安いですなあ」 

 「最上階の28階からは、六本木ヒルズ国会議事堂などが見ることもできます。また、300世帯の皆様が快適に過ごせるように、食堂、会議室と図書閲覧室も完備しております」

 「ホント?」

 「ええ、ホントの話です」

 「早速ですが、見に行けますか?」

 「結構ですよ」

 「それじゃあ、現地に行きましょうか」 

 「よろしくおねがいします」

 「しかし、社長さん、その頭キマッテますねえ」 

 「ありがとうございます。ポマードでビシッとやってるんですけどね」 

 「手入れ大変ですねえ。橋龍みたいにカッコいいですね」

 「いいや、橋龍より杉良といってほしいですね」

 「アッハッハッ!どちらも男前ですね。社長、ちなみに私もですよ」

 「これは奇遇なお話ですな。お客さんは、まじめなそうに見えて結構面白い方だ。さあ、それじゃあ着きましたよ。どうぞどうぞ、こちらが先ほどからお話していた物件でございます」

 「おっ!凄い豪勢ですね」 

 「そうですかね。ちなみに、お客様、現在どちらにお住まいです?」

 「地元は北海道ですが、九段に部屋借りています」

 「ちなみにお家賃は?」

 「3LDKで49569円。運営費として月4000円です」

 「それはそれは、かなりお値打ちですねえ」

 「この物件は、現在のお住まいに比べれば少々お高いですが、なんせ赤坂駅徒歩5分、新築でこの一等地ですから、お安いほうだと思うんですがねえ」

 「それは、そうでしょうね」

「かなり社長さんとこ、景気いいのと違います?」

 「それが実はぜんぜんよくないですよ」

 「ほんとに?」

 「ええ。しかし、融資先がけっこういいお客さんでして、まあそれでもっているようなもんですけどね」

 「へー、そんな奇特な方がいらっしゃるんだ。ポン!て感じで?」

 「いいえ、一件についてはさほど多くないですがね」

 「世の中には、いろんな人がいますね」

 「お客さん、それじゃあ、中をご案内いたしますよ。どうぞどうぞ」


 「何か入り口の二人の警備員さんが睨みを利かしていますね」 

 「やはり、世の中物騒な事件が多いですからねえ。お客様のために万全の体制を整えております」

 「なるほどね。これじゃあ、そう簡単に部外者は進入できないですね」

「こんにちは!」

「こんにちは!」

 「社長、受付のお姉さんたち綺麗ですね」 

 「実は、関連会社の社員さんに来ていただいているんですよ」

 「本日はご来店ありがとうございます。こちらの入居カードをお持ちになってお入りください」

 「どうもありがとうございます」

 「それじゃあ、お客様、中をご案内いたします」

 「社長、どこ行くんですか?」

 「あとは、彼女が案内しますので、ごゆっくりとご覧ください」

 「そうですか。それじゃあ」

 「私は、ここで待っておりますので、ごゆっくりと」 

 「はい」

 「本日は、ご来場ありがとうございます。こちらへどうぞ」 

 「おっ!豪勢ですね。エレベーターが4機も」 

 「まずは、こちらをご案内します。エレベーターの左手の奥に食堂がございます。朝、昼、夜とメニューを変えておりますので、独身者ばかりでなく、単身者の方にもご利用いただけると思います」

 「なるほど、ちゃんと健康面も考えてくれてるんですね」 

 「さらに、この奥には、談話ルームもございます。食後のひととき、お茶を飲みながら、入居者とお話できる機会もあるかもしれませんね」

 「交流の場ですね」

 「それでは、次は、お2階をご案内いたします」 

 「はい」

 「お2階は、当初スポーツジムを完備する予定でしたが、近隣の騒音などを考慮しまして、図書閲覧室となっております。忙しい日々の間、こちらでゆっくりと読書に励むことができます」 

 「本好きの人にはたまらないですね」

 「それではいよいよ、お部屋へとご案内いたしましょう」

 「お願いします」

 「こちら27階の一部屋をご紹介いたします。間取りは、3LDKの82㎡洋室2間、和室1間となっております。こちらの窓の外をご覧ください」

 「こちらですか?」 

 「そうです」

 「あっ!あれは!」 

 「この西側の窓からは、今日みたいな良いお天気だと富士山を見ることもできます」

 「素晴らしい景色ですねえ」 

 「さあ、奥へどうぞ。もちろん部屋には冷暖房完備、蛇口からはお湯も出ます。さらに、家具も設置してあります。そして、ご覧のように南の窓からの景色はもう最高です。東京の夜景を堪能する生活があなた様をお待ちしております」 

 「これで、ほんと92000円なんですか?」

 「そうです。当オクションでは、その他に医務室、また大きな会議室もあり、健康管理ばかりでなく、仕事でも活用いただけるスペースを確保しております」

 「ちょっと、お聞きしていいですか?」 

 「何でしょう?」

 「こんないい物件なのにまだ空いているんです?」 

 「詳しいことは私のほうではわかりかねますので、社長に直接お話いただけますでしょうか?」

 「わかりました」

 「それでは、本日はありがとうございました。また、一階に参りたいと思います」


 「お客さん、どうでしたか?」

 「社長、凄いとこですね。参りましたよ」

 「そうですか、よかった気に入ってもらって」 

 「しかし、社長一つお聞きしていいですか?」

 「な、何でしょう」 

 「何でこんないい物件即入居が決まりそうなもんじゃないですか」

 「いやあ、それがまあ、たまたま空いていたのですよ」 

 「ほんとですか?」

 「ホ・ホントです」

 「社長、嘘ついてないです。私こう見えても元ニートなんですよ」

 「ワッハッハッ!お客さん面白い人だ。まあ、それじゃあお客さんだけですよ。絶対内緒ですよ。実はねえ、風当たりが少し悪いんですよ」

 「風当り?」 

 「そう風当り」

 「どこのですか?」

 「見られたのじゃあないですか?」

 「どの窓だろう??」

 「社会の窓

 「社長、そんな親父ギャグでゴマかさないでくださいよ」 

 「まあまあ、あとはお客様の判断にお任せします。これ以上のいい物件はそうそうないと思われますが」

 「そんなに風当たりはよくないんですか?」

 「時と場合によります」 

 「それじゃあ、ちょっと考えさせてもらいますね。引越しの問題とかもあるので」

 「お客様、ご安心ください。入居時の運送費などの転居費用も当社がご負担いたします」 

 「ほんとに!」

 「はい」

 「それじゃあ、ぜひぜひこちらでよろしくお願いします」

 「そうですか、ありがとうございます」

 「こちらこそ」




「どうじゃったかな?こうしてかどうか?定かではないのじゃが、北海道生まれの若者をはじめ、有名人が入居し、『赤坂オクション』は、まもなく満室になる模様じゃ。

 わしも住めれば住みたいもんじゃのう。きょうは、以上じゃ」

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05.01 (Thu) 02:27 [ 未分類 ] CM0. TB0. TOP▲
  
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