上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

 雨上がりの西の空に昼光色の上弦の月が輝いていた。
 
 つかの間の気圧の谷間に浮かぶその姿は、どこかおぼろげですっきりとしない。輪郭こそはっきりしているが、放つ光が弱弱しく不安げに思える。

 弱弱しく不安げに意見を述べる建築士がいる。その名を水落と言う。

 大屋政子を思わせるいでたちで有名なアパホテルの社長、元谷芙美子氏の耐震強度の偽造が発覚した。

 天真爛漫な人生を描いたエッセイを出すほど有名な彼女。ホテルの屋上に温泉を設けたり、かなり無理な設計をしてきたと考えられる。

 そんな現場の責任者である水落建築士の言い訳が凄い!

 取材陣から

 「強度の数字を変更したは認めますね?」

 「ワープロで書き直したのは認めるが、それは訂正であって、改ざんではない」

 「それでは、なぜ訂正ならそのコメントを記入しなかったのですか?」

 「それについては、手続き上の不備があった」

 その他にも、OKと言う字を書いたかどうかの質問にも、ワープロで修正しただの、かなり無理のある言い訳をしていた。

 潔よさの姿勢は、微塵も感じられなかった。

 その、二・三時間後

 彼は、改ざんを認めた。

 姉歯容疑者の問題やシンドラー社の問題。

 世の中、儲け主義に走ってしまうと、どこかでボロが出てしまう。

 最初こそは、誠心誠意を持って、会社を立ち上げる経営者が、いつしか存続のためか、それとも向上のためか、道をはずしてしまう。

 所詮、人間なんて弱い生き物。

 世にはびこる悪の誘いに惑わされること、自分の意思を貫ける人間でいたいものだ。

 

スポンサーサイト
01.27 (Sat) 00:48 [ 未分類 ] CM0. TB0. TOP▲
  
コメント
コメントする









       
トラックバック
トラックバックURL
→http://monsieur1192.blog89.fc2.com/tb.php/25-1544a493
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


     
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。