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 20世紀の初め、アメリカでは、新天地を求めてたくさんの移民が押し寄せた。

 偶然にも、独立記念日に東欧からやってきたサム・クリチンスキーもその一人だった。彼は、先に移住していた兄弟と生活を始める。

 しかし、些細なことをきっかけに、兄弟に溝ができると、やがては家族もバラバラになり、夢に描いた幸せな日々が失われてしまうのだった。

 そんな辛い半生を送ってきた彼も、やがては年老い、病院生活を余儀なくされる。

 ある日、彼の孫であるマイケルが、自らの子供と一緒に見舞いに訪れる。そして、彼は二人の前でこう話す。

「すべてが消えると知っていたら、もっと記憶に刻み付けたのに…」


 この世の物事すべては、とどまることなく、移り変わるもの。それが世の常であり、世は儚いものである。たとえ親しかった家族や友人でも、遠く離れてしまうと、日ごとに親しみを薄れ、次第に疎遠になる。また、思い出の場所や時間さえも、忘れ去られてしまうものだ。

 いわゆる、世間と人間の盛者必衰を表現する作品なのだが、この映画はそれだけでは終わらない。なぜなら、マイケルの子供の名前がサムなのである。

 一般的に、伝承とは、慣習や文化、そして信仰などを呼ぶことが多い。

 しかしながら、マイケルは、禁じられていることを承知の上で、わが子に祖父と同じ名前を付ける。いわゆる、実名の継承を選んだのである。

 いつの時代の人間も、後世のために、残すもの、引き継ぐものがあるはず。さて、あなたは未来に向け、だれに、どんなバトンを手渡すのか。

 そう、作り手は問いかけているのだろう。

 
 
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01.09 (Sun) 22:15 [ 未分類 ] CM7. TB0. TOP▲
  
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