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 手動でドアを開けて中に入った。

 レジ近くに、上背のあるメガネをかけた男性がいた。

 「いらっしゃいませ。お二人ですか」

 「はい」

 「それでは案内します」

 我々は、店内の右奥のとある場所に案内された。

 店内には、テーブル席が10~12ほどある。まだ、時間は7時前。入りは自分たちを入れて3組の入り。

 まず、飲み物選ぶ。というより、バーバーバーに決まってる。

 問題は料理。クーポンのコースは二タイプある。

 「なあ、どっちにする?」

 オイラは、彼の意見を求めた。

 内容かいてないから、わからんよな」(たしかに)

 「じゃあ、聞いてみよか?」

 「うん」

 まもなく、店員さんがやってきた。

 「すみません。今日クーポン券持ってきたんですが、コース内容がわからないので教えてもらえますか」

 すると、石井竜也風の兄ちゃんは、少々お待ちくださいね、と言ってから、一分後テーブルに現れた。

 「まず、こちらのコースは、7品目です。春巻きの中に……」

 そして、二つのコースの料理の違いを事細かに説明してくれた。もし、良ければ、今回は特別に、メニューに載っている通常コースも10%OFFにしますよ、とまで言ってくれた。

 一瞬、だいじょぶかとおもっちまったが、彼は心底優しいのだろう。まあ、今日は日曜だし、それなりにリピーターを増やすためのサービスは必要なのだろう。

 結局、我々はとある麺が食べたいがゆえに2625円のコースを頼んだ。

 やがて、ビールが出てきた。

 「さあ、乾杯や」

 「乾杯」

 それから、10分後、一品目登場。豚肉とエビの春巻き

 我々は、まず一つずつ分け合って、特別ソースを付けて食べた。

 すると、相棒は

 「これ美味しいなあ」

 「たしかに上手いね。このソースが特にええよな」

 我々は、もう一つずつ分け合って、一品目が終了した。

 次に二品目。ベトナム北部のハム

 これは、いまいち。

 三品目。鶏肉のレモン風味

 我々は、カットされているお肉を取り合った。

 レモンが程よく利いていて美味しい。

 四品目。パパイヤと野菜の何か炒め物らしい。しかも、何か粉見たいなんが、中央にかかっている。

 「この粉末何やろなあ」

 「まあ、食べれば判るんちゃう」

 オイラは、適当な言葉を並べる。すると、相棒は、すかさず釘をさしてくる。

 「相変わらず、適当なこと言うよな」(ズキッ!)

 「適当ちゃうねん。そんなに難しく考えるからよ」

 すると、さらに厳しいお言葉が、

 「ホントにそう思てる?」(グサッ!)

 オイラの目線を追ってくる。やっぱ長年の付き合いだ。読まれている。基本は、大雑把な性格のオイラである。

 そんなこんなで、食はどんどん進む。

 オイラの食べる様子を見ている彼がつぶやいた。

 「そういやお前食べんの早なったよな」

 「そりゃしゃあないやん。パスタ屋におった時の癖がついてしまったんやろな」

 そう、高校時代オイラは、弁当を食べるのが一番遅かった。なぜか。しゃべりながら食べていたから。(何て簡単な答えやねん)

 我々は、料理を食べながら本の話や音楽の話(YUIは尾崎に似ているとか)。さらに、彼の本職である絵の話(シャガールはおしゃべりだった話)などで盛り上がった。

 やがて、五品目の海鮮五目がやってきた。こいつも今風に言うと、普通に美味しい。

 その後、やってきました。六品目。メコデルタ風の豚骨スープうどんである

 一口スープをのどに流し込んだ。

 上手い!

 「なあ、これ上手いよな?」

 相棒は、頭をごくりと前に動かした。

 少し甘めのスープに米原料の麺とチャーシュー、もやしなどが入っている。

 相棒は、「これ大正解やね」

 オイラはうなずいた。

 そして、最後はデザート。今日のは、特別のものらしい。暖かいものが出てきた。

 そいつは、ピーナッツときくらげ、寒天みたいなんが入った汁上のもの。たぶん、冷やすと、プリンになるようなものだろう。

 これも、実に美味しい。

 最後に、ハス茶をポットで頼んだ。

 そして、オイラは尋ねた。

 「どうやった、ベトナム料理」

 「何か想像していたよりも辛くなくて食べやすい。しかも、ヘルシーやね」(何かOLみたいなコメントやな)

 「そうか、良かった良かった」

 おいらは、ほくそ微笑んだ。

 そんなこんなんで、美味しい料理を堪能した我々である。

 彼との会話に中で特に印象に残ったことがある。

 先ほど少し出たが、YUIの話である。

 彼は何とCDを借りたと言う。

 彼女の人気を知ったようで、一度聴いてみたそうだ。

 そうと、彼女のか細い声が気に入ったという。それに、曲に対する接し方が、尾崎豊に似たものを感じると言うのだ。

 ご存知の方もいるかもしれないが、YUIのデビューは凄かったと言う。

 何万と言うオーディションの中から最終オーディションに三人が残った。それぞれに与えられた曲は二曲。しかし、YUIはもう一曲聞かせたい曲があるといい、三曲を歌ったという。

 彼女のその情熱に打たれたのか、見事彼女はグランプリに輝いた。審査員からは、彼女は尾崎豊以来の大きな10代のミュージシャンである賞賛されたという。

 その後、ソニーミュージックからデビューするのだが、ソニー内でもレーベル間で彼女の争奪選があったようで、彼女の人気が窺えるのである。

 そのことをまったく知らない彼は、いきなり尾崎を感じると言い出したことで、かなりオイラはびっくりした。

 さすが、相棒は目の付け所が違う。友人であり、先生でもある。

 お店で二時間ほど過ごすと、スタバでお茶して、握手をして別れた。

 相変われず刺激になる友人。今日も厳しいことをどんどん言ってくれた。

 少しへこんだ話もあったけど、それも自分のために言ってくれている。彼の苦労からすると、オイラなんてまだまだ甘いのだろう。

 さあ、引き締めていかねば…。

 

 



 

 

 

 






 
 

 
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