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サラリーマン体操
 あなたは知っていますか?

 受信料でまかなっている某テレビ局の「サラリーマン体操」を。

 この番組は、サラリーマンの服装を着飾った三人の男性がピアノの弾き語りをバックに踊ります。

 その体操の項目には、「上司のオヤジギャグに笑う体操」や「接待のゴルフの体操」などなどがあります。

 たとえば、「接待のゴルフの体操」では、カップインしたときの体操」と言って満面の笑みを浮かべる体操です。

 大切なのは、“スコアーよりも出世”ですって。

 まるでお笑い番組のようで、とにかく笑わずにはいられません。

 こんな体操番組を運営している某局さん。素敵じゃないですか。

▲ # by monsieur1192 | 2006-05-13 02:58 | Trackback(2) | Comments(1)
2006年 05月 12日
そよ風舞う山里へ ④
 
 まだ太陽が顔を覗かしてない時間帯。我々は、急いで準備をして、長い坂道を上った。やがて、現場に辿り着いた。

 しかし、2・30人の先客が、すでに周囲を陣取っていた。(どないしよ)

 わずかではあるが、撮影台の右手付近に何とか撮影できるスペースを発見。(ここならなんとかなるな、良し!)

 「おーい、撮るとこないなあー。もっと早よ来るべきやったなあ」

 500歩、いや1000歩遅れてきた〇〇ちゃんが、やっと上って来た。

 〇〇ちゃんは、中央の付近に何とかスペースを確保した。

 やがて、一日の始まりを告げる陽光が東の上空からゆっくりと顔を覗かせてきた。しかし、その光は、ジャイアンにいたぶられるノビタのように頼りない。

 春の陽光を浴びた“駒つなぎの桜”が、少しずつ輝きをますが、天候がやはりイマイチのためか本来のオーラを感じさせない。

 30分後、悪戦苦闘の末、撮影をひと段落。

 「〇〇くん。もう飽きてきたなあ」
 「確かにそうですねえ」
 「場所変えよか?」
 「ええ」

 我々は、お互いの場所を交代したり、空いたスペースに入ったりしながら、撮影を続けた。
 
 「〇〇くん。この後どうする?」
 「どうしましょうかねえ」
 「あのさ、妻籠・馬籠に行きたいんやけど?」
 「ああ、そうしますか」

 まず、馬籠に到着。最寄の駐車上に車を止めた。
 「〇〇くん。誰もおらんなあ」
 「まだ、9時前ですからねえ」

 馬籠の駐車場からは、遠方に雪にかぶさった山々の姿が見えた。朝の遠慮気味の風が頬を伝う。

 駐車場をでて、メイン通りに入ると、どこからともなくちらほらとヒトの姿が現れだしてきた。

 「ほな、上ろか?」
 「行きますか」

 二人は、両脇を古き建築物に囲まれた石畳の坂道を上っていった。〇〇ちゃんは、どんどん上っていく。

 オイラは、一箇所の時間が長いせいで、どんどん遅れていく。仕舞いには、町並みの半分を過ぎたころに、前から〇〇ちゃんがやってきた。

 「あれ、どないしたんですか?」
 「もう突き当たりのてっぺんまで行ってきたよ」
 「そうなんですか」
 「上まで行く?」
 「まあ、いいですわ」

 我々は、ゆっくりと坂道をくだりながら、目ぼしい対象物を探した。
 しかし、正直オイラには、つくられた町並みというのが、印象深く心を揺さぶられるほどの興奮に満ちた感情が湧いてこない。
 たしかに、今もヒトがそのまま住み着いているという点に関しては、関心させられる。しかし、どの建物も似かよっていて、面白みにかけるような気がした。もしかすると、昨日から一睡もしていない過労のせいではあるまいか?

 再度、坂道の出発地点に到着。近場のスーパーで、パンとジュースを買って妻籠に向かった。

 妻籠は今回で二回目。前回は、昨年の秋に来ている。

 やはり疲れているせいなのか、それとも二度目で新鮮さにかけているのか、イマイチ気持ちが乗ってこない。(いったいこれはなんだろう?)

 先ほどとおなじように、古い建物が所狭しと軒を連ねている。観光客は、やや馬籠に比べるとかなり多いが、秋に比べるとかなり少ない。
 メイン通りを往復すると、お昼前になっていた。

 「今日は、これくらいにして帰りますか?」
 オイラは、うつろな視線を送った。
 「そやな」

 帰りに、中津川市内のラーメン屋に入り、夕方前には、家についていた。そして、爆睡へ・・・。

 今回、これだーという大きな瞬間がなかった。なぜだろう。寝不足?それとも場所?

 それなりに面白い一日だったにもかかわらず、疑問が残るのであった。







 

 
 







 

 

 
 
 

 
 


 



 ▲ # by monsieur1192 | 2006-05-12 04:15 | Trackback | Comments(0)
2006年 05月 10日
NPOの存在価値
 ニ・三日前、朝日新聞にこのような紙面が大きく出ていた。
 
 ”近年、全国でホームレスを保護する施設が急増している。その一方で、ホームレスを保護するNPO法人の実態が謎に包まれたままである。” 

 
 これは、NPO法人が住居スペース(アパート・コーポなど)を確保し、家を持たない人々のために生活の場所を提供するという非常に良心的な非営利活動である。

 ところがである。生活保護制度を悪用するビジネスが密かに行われているらしい。

 まず、「ホームレスへの住宅提供」として、NPO法人を立ち上げる。認可がおりたら、地元の福祉事務所や慈善団体などを回り、自分たちの事業を説明する。
 そして、手ごろな物件を確保したら、公園などでホームレスを捕まえて部屋を提供する話を持ちかける。家のない人間からすれば、こんな嬉しいことはない。
 
 その後、ホームレスの住民票を住む場所に移し、すぐに地元の福祉事務所に申し立て生活保護を申請させるのだ。

 現在、生活保護の対象項目は8種類あるが、その中の「生活扶助」と「住宅扶助」がこの対象となり、月額約12万円ほどが支給される。

 だが、同じようなホームレスを一人一部屋でなく、たとえば、五人で相部屋にしてしまう。但し、書面上は住民票をまったく別の所帯にそれぞれの住民から「住宅扶助」の補助金を巻き上げる。これがいわゆる生活保護ビジネスといわれるシステムの内容である。

 たとえば、一室五人にしてしまい、それぞれこづかい二万円を支給しても、何十万のお金を徴収することができる。たとえ家賃を支払っても、かなりのお金が残る。
 さらに、アパート全室を借りたとしよう。すると、とてつもない金額が補助金として舞い込んでくるということになる。

 しかも、彼らは、就職活動をするわけもないので、死ぬまでお役所から毎月お金が振り込まれるというわけだ。

 こんな美味しいビジネスに裏家業の方々が目をつけないはずがないだろう。

 

 近頃、NPO活動を疑問視するような事件などが相次いで発生している。社会的に弱い立場のものに対して、いかにも世間的に善良づらしていながら悪事を働く、という海千山千のものがその背後にいる。

 NPOの果たすべき本来の目的から逸脱した法人の締め出しの強化、およびNPOの監督システム作りなど、法人組織の信憑性を確認できるなんらかの方法を打たないと、これからも悪質な事件や犯罪が後をたたないと警告するのである。



 

 

 


 ▲ # by monsieur1192 | 2006-05-10 01:32 | Trackback | Comments(0)
2006年 05月 06日
初恋
 
オイラは、ちっぽけた病院の待合室に腰を下ろしていた。
 玄関のドアが開き、少女が入ってきた。

 「あっ、テッちゃん」
 「あっ、〇〇ちゃんどないしたの?」
 ちょっと、風邪ぎみでお薬もらいにきたの」
 「そうなんだ」
 彼女は私より一回り大きい体をシートにつけ、オイラの隣に座わると、同じように呼び出されるのを待った。

 やがて、オイラを呼ぶ声が聞こえてきた。
 「そreあ、お先にね」
 「うん」
 そして、診察が終了。
 次に彼女が呼ばれた。入れ替わる形で、オイラは、また待合室のシートに腰を下ろした。そして、彼女の診察が終わるのを待った。

 「終わったよ」
 彼女が満面の笑顔をつくって、診察室から出てきた。
 「それじゃあ、帰ろっか?」
 「うん」
 二人は、病人とは思えないほど元気に家路に向かい始めた。

 「あのさ、てっちゃん」
 「何?」
 「うちの近所にいい景色のとこあんねんけど、一緒にいく?」
 なぜか彼女は、オイラが写真好きのことを知っている。

 「今、カメラ持ってないから、一度家に帰ってからおじゃましていいかな?」
 「そやな、そんじゃあ、後でね」
 「うん、そんじゃあ」
 二人は、夕暮れの空の下、惜しむかのごとくそれぞれの家路に向かった。


 そして、二人は再会することなく、オイラは現実の世界に戻ってきた。


 近頃、この彼女が登場する夢が多い。
 その彼女とは、小学三年生の時の私の初恋の人物である。
 彼女を好きになったことをいまでも鮮明に覚えている。

 ある日、友人二人で小学校周辺を自転車を乗り回していた。とある消防倉庫の前を通ったときに事件は起きた。
 オイラが、道路から倉庫に登るために備えられているよくある補助盤(鉄製なのかな)にタイヤを乗せたとき、自転車は転倒してしまった。

 「いててて・・・・」
 オイラの左足が自転車とアスファルトに挟まれ、激痛を感じた。
 正面の僕は、ひたすら泣きべそをかいていた。

 その時、赤いランドセルを背負った彼女が現れた。ここは、たしかに彼女の帰り道だ。
 「てっちゃんだいじょうぶ?」
 「・・・・・・」
 彼女は、目の前にある同級生の家に行って、助けを求めて、戻ってきた。
 「もう少し我慢してな。救急車呼んだから」
 「ありがと、ありがと」
 「元気だしてね」 (ピクッ!)
 
 この瞬間、生まれて初めて恋をしちまった。テヘッヘッ。

 その後、オイラは、救急車に運ばれ、三井整形外科の診察台に担がれた。
 左足骨折全治三ヶ月の診断が下った。(ゲゲゲッ!しかしよく考えると、そのとき一緒にいた友人は、どこにいったのだろう?)

 三ヶ月の療養生活を過ぎると、また楽しい学校生活が始まった。
 オイラは、隣のクラスの彼女のことが気になっていた。しかし、当時彼女は、かわいくて、みんなから人気のあった子だ。活発化で、当時おとなしかったオイラにとって、高嶺の花。思いをずっと留めることしかできなかった。

 しかし、今でも憶えている劇的なことがあった。
 小学五年生の時、学校で”キス”がはやった時期があった。たんに男が女性に無理やりするんやけど。

 ある天気のいいお昼休みの校庭。オイラは、流行にのり、彼女を追いかけていた。
 そして、パンジーなどで埋め尽くされた花壇の前で、彼女は立ち止まった。そして、彼女の右ほっぺに唇を重ねた。
 そして、彼女は走り去っていった。

 初恋。それはオイラにとって実にスウィートでディープな出来事。
 
 これは、オイラにとって大切な思い出です。



 
 



 

 
 
 
 


 
 

 なぜなのだろう?





 ▲ # by monsieur1192 | 2006-05-06 12:11 | Trackback(10) | Comments(1)
2006年 05月 06日
そよ風舞う山里へ ③
 
 難を逃れた一行は、国道一号線を北上した。(そういえば、沢木耕太郎の本でこんなタイトルあったなあ)
 
 深夜の車道は、空いていた。隣のおいちゃんは、寝ていた。

 三重県から愛知県に渡り、環状線を左折。そして、八熊通、江川線、桜道を経て、19号に出た。あとは、このまままっすぐだ。

 多治見を過ぎたころ
「もう着いた?」
「まだです」
「いまどこ?」
「多治見」
「・・・・・・」
眠ったようだ。

 土岐を過ぎたころ
「もう着いた?」
「まだまだです」
「いまどこ?」
「土岐・です」
「・・・・・・」
また、眠ったようだ。

 恵那を過ぎたころ
「もう着いた?」
「ま・だ・です」
「ここどこ?」
「恵・那・です」
「・・・・・・」
またまた、眠る。

 そして、中津川の元越に着いたころ
「もう着いた?」
「着きました」
「えっ、ここどこ?」
「元越です」
「それどこ?」

 車を降りて、コンビニで買い物をした。店員にこの先の道について聞きだし、車に乗り込んだ。お腹が空いたので、カップヌードルをほうばった。もちろん、今日はカレー味。

 19号をさらに進むと、トンネルが見えてきた。
これを超えた信号を右に曲がり、山道を進む。どんどん進む。どんどん昇る。しかし、車はぜんぜん進まん。そして、どんどん抜かれる。先は、ぜんぜん見えん。

 どれだけ山道を走っただろう。やっと昼神温泉の看板が見えてきた。それと同時にふるさとの朝も見えてきた。(早せなあかん)

 温泉宿を見えたころ、”駒つなぎ”行きの看板を見つけ、その道を登った。時計の針は五時前。(急げ!)

そして、駒つなぎ行きのバス乗り場の駐車場に着いた。
しかし
(すでに満車やん・・・・・)



つづく
 
 




 ▲ # by monsieur1192 | 2006-05-06 01:28 | Trackback | Comments(0)
2006年 05月 05日
そよ風舞う山里へ ②
 「こんばんわ。おそがけにすいません」
 「ああ、いいえいいえ」

 オイラは、〇〇ちゃんに続いて、後部座席に座った。助手席には、ワンちゃんが深夜にもかかわらず元気そうに跳ね、大きなどんぐり目でこちらを凝視してくる。

 そして、〇〇ちゃんが私を紹介してくれた。
 「こちらが、噂の〇〇くんや」
 「あっ、そうなの」
 「はじめまして、よろしくお願いします」(なんか罰の悪い初対面やなあ)

 車中、今日の結婚式の話が続き、15分ほどに一軒のでかい家に到着。

 「どうもありがとうございました」
 「いいえいいえ」

 「じゃあ、俺の部屋こっちやから」
 〇〇ちゃんは、入り口目指して進んでく。

 「じゃあ、入って入って」
 「それじゃあ、おじゃまします」(ゲゲッ!10畳以上あるやんけ。しかもバーカウンターまである)
 「もしもし、これ〇〇さんの部屋?」
 「ああ、そうや」
 「わざわざ、個室があるの?」
 「そうみたいやな」
 他人事のように言ってのける。
 その他にも、パソコンが二台、プリンターが〇台、そして、犬小屋?まである。

 「早く支度して行きましょうよ」
 「そんじゃあ、シャワー浴びてくるわ」
 「はい」
 「まあ、テレビでも見とってや」

 深夜のニュース番組をずっと見ていた。

 やがて、戻ってきた〇〇ちゃんは、着替えを済ませて、カメラの準備に取り掛かった。

 「なに持ってけばいいかなあ?これいるかなあ?」
 「まあ、どう撮りたいのかによりますね」
 「白黒も撮りたいから、これもいるし、そやなあ・・・・・」
 「早くしてくださいよ」
 
 意外にも早い用意で、我々は外で出た。

 すると、若い男の声が聞こえた。近寄ると、どうやら〇〇ちゃんの息子らしい。

 「こんばんわ」
 「こんばんわ」
 「今から行くんすか?」
 「はい」
 「じゃあ、親父よろしくお願いしますね」
 「わかりました。それじゃあ、行ってきますね」(親父思いのいい子じゃないか)


 我々は、先程の車を借りて、一路長野に向かった。運転手は私だ。

 「やっぱ、まだ運転できる状態ちゃうわ。こんなんで運転したら捕まるで」
 「まあ、酔いが醒めるまで、ゆっくり寝ててくださいよ」
 「でも、俺何も食べてへんから、サークルKよってや」
 「わかりました」

 車が幹線道路に出る。やがて、ミニストップが見えてきた。
 「〇〇さん?ミニストップ見えてきましたけど、あそこでもいいですか?」
 「ああいいよ。おれのお客さんや」(?)
 

 コンビニで食料と飲み物を買って、また車は走り出した。〇〇ちゃんは、カップヌードル。しかもカレー味に湯を入れてきたもんを隣でがっついている。こちらは、とりあえず今は、お茶を飲んで、暗闇の夜道を運転した。

 そろそろ、市街地に入りかけたところで、道路の真ん中で人が立っているのが見えた。(むちゃ危ないやんけ)

 よく見ると、制服をきているではないか。そう、おまわりさんだ。

 私は、窓を開けさせられた。平静を装うように対応した。
 
 「すみませんねえ。今飲酒運転の検問してるんでねえ。少し吐いてもらえますか?」
 「はい」“ハー”
 「すみません。もう少し大きく吐いてもらえませんかねえ」
 「はい」“ハーーーー”
 「はい、OKです。どうぞ気をつけて」

 無事、検問を抜けた。

 「びっくりしたなあ。いつもこんなとこでやってへんやけどなあ。俺運転してたら一発でアウトやったよな。ああ、よかった。しかしなあ・・・・・・」

 〇〇ちゃんは、目が覚めたような口調でまくし立てる。よほど驚いたのだろう。

 しかし、本当に驚いたのは、私のほうだ。

 我が家でお風呂出た後、実は缶ビール一本開けていたのだ。

 時間的にたぶん大丈夫思たけど、ああービックリした。





 つづく・・・・・・

 

 
 

 
 
 ▲ # by monsieur1192 | 2006-05-05 03:41 | Trackback(1) | Comments(0)
2006年 05月 03日
そよ風舞う山里へ ①
 週末の日曜、予定通り長野県阿智村屈指の桜木「駒つなぎの桜」に行ってきました。
 それはそれは、大変な一日でした。
 それじゃあ、前日の夜にタイムスリップ・・・・・・・・・・・・・・。

 夜10時過ぎ、同行する〇〇ちゃんに電話を入れた。明日の予定の確認のために。
 しかし、受話器の向こうからは、
 “こちらは、ただいま電源が入っていないか、かかりにくくなっております。しばらくたっておかけ直しください”
 無機質な機械メッセージが何度も何度も語りかけてくる。(そんなに待ってられへんねん)

 さあ、どうしたものか。(とりあえずシャワー浴びよ)

 そして、いい気分で浴室から出て、さっそくもう一度連絡をしてみた。

 すると、やっと繋がった。

 「もしもし」
 「はい、もしもし」
 「明日どないします?」
 「今さあ、電車の中やねん。今日さあ、結婚式あって、今帰りの途中なんさ。たしか鶴舞かなあ?」
 「こんな時間までやってたんですか」
 「うん。そんで明日何時にするの?」
 「朝早く着きたいんですけど・・・」
 「何時ごろ?」
 「現地に五時には着きたいんですけど・・・」
 「えーーーー」

 今の時期、ちょうど日の出時間が五時過ぎにあたる。自分としては、暁の桜、又はその山里の風景を収めるつもりだ。

 「そんじゃあ、俺寝れへんやん。何時に迎えに行けばいいの?」
 「まあ、三時前でお願いできないですかね」
 「マジーーー」

 〇〇ちゃんの電話口の声が、やたら陽気だ。まだかなり酒が入っている様子が伺える。

 「そんじゃあさあ、俺んち来る?俺このままやと、酔いが醒めへんから車運転できへんで。そやから、少し寝てから一緒に出たほうがいいんちゃう?」
 「今からですか?」
 「うん」

 少し迷ったが、それが一番安全かもしれないと考え、
 「じゃあ、今から行きますわ。で、どこにいけばいいですか?」
 「もうすぐ、名駅に着くからそこで待ち合わせしよや」
 「わかりました。それじゃあ後で」

 そして、すぐさまパジャマを脱いで、カメラをバックにしのばせた。電光石火の早業だ。

 自転車を漕いで駅に向かう。その途中、ジーンズのポケットに隠れている携帯が鳴った。

 「はい。もしもし」
 「嫁はん。怒っとる」(唐突に何を言うんやろ)
 「さっき家に電話したらさあ、嫁はんが今頃から何言うてんの。そんなんアカンゆうねん」
 思わず、手元のブレーキをおもいっきり引いた。

 「それじゃあ、どうすればいいですかねえ」
 「来てすぐ出て行くならええいうからさ、シャワー浴びて、着替えたら出よか。そして、現地着いてから少し寝よか?」
 「それで大丈夫なんですね?」
 「ああ、大丈夫やと思うで」
 「じゃあ、わかりました。それでいきましょう」
 「もうすぐ名駅に着くからはよきてや」
 「わかりました。それじゃあ」

 また、拳をハンドルに握りしめ、両足がペダルの上で急回転した。

 “ツルルル ツルルル・・・・・・・”
 ポケットの携帯がまた鳴った。

 「はい、もしもし」
 「はよきてな」
 「わかりました」
 「一人やから何してたらいいんやろ」
 「とにかく、すぐ行きますから待っててください。名駅のどこにいます?」
 「そやなあ。中央改札にしよか。それと、電車最終十一時過ぎやから、それまで来てや」
 「了解しました。それじゃあ後で」

 そして、地下鉄の駅に着いた。ただいま十時二十五分。大急ぎでホームに向かうと、次の電車は、二十八分発。なんとか十一時には、間に合う。思わず、胸をなでおろした。

 そして、待ち合わせの中央改札で合流し、桑名駅まで行った。

 「〇〇さん。ここからどうするの?」
 「嫁はんに迎えに来てもらう」
 「あっ、そうなんやあ」(なんか会わす顔がないよなあ)

 十分後、

 「あっ、来たよ」
 オイラは、どう接しよう。


 つづく・・・
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01.13 (Sat) 00:42 [ 未分類 ] CM0. TB0. TOP▲
  
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