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 いよいよ、わき道に潜入です。

 神楽坂駅  の南側界隈に入ると、閑静な住宅地に差し掛かった模様。

 どの家も、昔から住んでいそうな家ばかり。道幅は3mほどで一方通行
 を余儀なくされる。どの道も平坦で、傾斜が見られない。(この辺ぜんぜん平らやん)

 ちょうど、100m先に子供と遊ぶ親子を発見。おばさんに聞いてみた。

 「すません。この辺にいい坂ないですか」

 何て変な質問をしたのだろう。(もっといい言い方あるやろ) 

 おばさんは質問に訝ることなく

 「この辺一帯が坂の多いとこですけどねえ」

 「いや、この中でもどの辺りが坂が多いです?」

 「そうだね。あっちの袖摺坂の方に行くと多いかもしれん」

 おばさんは、今来た方角の更に先の方向を指差した。

 「そうですか。どうもありがとうございます」

 「いいえ」

 オイラは、先を急いだ。

 ちょうど、T字の交差点に出くわした。しかし、良く見ると、1m右に狭い直進道路が見えた。

 ぜいぜいバイクが限界の道を入っていく。昔ながらの古い家々が小さく建っている。 

 電柱に記載されている住所には、新宿区と刻印されている。

 こんな古い住宅地でも新宿区にあたる現実。)まだまだ、古い東京が残っている場所があるんですな)

 さて、そんな狭い通路を進むと、またT字にぶつかった。

 そこは、ちょうど、右上がりになっている朝日坂にあたる場所。

 しかしである。普通のアスファルトの坂にしか過ぎず、すぐに退散。

 先ほど聴いた袖摺坂に向かった。

 その場所は、都営大江戸線の牛込神楽坂駅の前にあった。

 古ぼけた公衆トイレの隣に金属製の手すりが備え付けられていて、段差はかなりある。

 一番下の所に木の杭があり、名前がちゃんと彫られている。

 袖が摺り合うほど狭い坂という。おおよそ幅1mほどだろうが、階段の石が新しく、何か風情に欠ける。(まだ、このトイレの方が面白いかも) 

 またもや肩透かしに終わった感のあるオイラは、次なる期待に胸を膨らませ、南下していく。そして、次なる坂地獄坂を目指した。

 しかしである。名前ほどの坂ではない。
 確かに神楽坂通りに下りる辺りは急になっているが、それ以外は平坦ではないか。

 何でこの道全体が地獄坂と言われるのだろう。テンで見当がつかない。

 もう、神楽坂の本通りに出ることにした。

 先ほど通過したメインストリートには、それなりにヒトが行き交いしている。

 そして、あることに行き着いた。

 ちゃんと調べてみようと。

 オイラは、近くにあった  に入った。

 すると、「散歩の達人」という雑誌を発見。(これやこれや)

 神楽坂のことが刻々と活字で綴られているではないか。

 (どれどれ、ふむふむ、なるほどね。ふむふむ、そうなんやあ)

 こうして、少しの予備知識を今更ながら詰め込んですまうと、この後の行動は早い。

 さっき来た地蔵坂から本通りを右に曲がり、次に見える狭い(50cmもないかも)道を入っていく。本通りの北側に出た。

 すると、とある小道にでる。そこが、兵庫横丁である。

 神楽坂を象徴する石畳の道には、けっこう観光客がいた。

 みんな思い思いに写真を撮ったりしている。

 その道を下っていくと、日差しがさえぎられた一角に入り込む。その道を挟んだ左右の建物が有名なとこだそうだ。

 ホン書きの旅館として有名な「和可菜」ととある料亭である。

 この道は、ドラマの撮影でも良く使われるという。

 小道の影のところの一角をふと見ると、緑色に染まっている。頭上には、笹の葉のようにさらさらと木々がゆったりと揺れている。旅館の黒塗りの板塀からは、ぷーんと高級感を漂わせて香りがしてくる。

 何かここだけ時間が止まったような感すら催す。(なかなか良いではないか)

 この周辺を歩いていると、やたらが多いのに気付く。 

 ちょうど、首元を覗くと、しっかり紐がされているのだけれど、ここの猫たちは、人間慣れしているのか、ちょっとやそっとじゃ逃げていかない。

 070701_1556~01.jpg


 オイラは、すかさず奴らをフレームに収めていく。

 しかし、どんだけ近づいても逃げやしない。(こいつ凄いなあ)

 一様、動くことは動く。しかし、止まるとそこが長い。

 その白黒の大人と思しき猫がどんどん坂の階段方面に向かった。(いいねえ。そっちいいねえ)

 そして、ありがたいことにそいつは、階段の段差のところで止まり。仰向けに尻尾を巻いて、こちらの上目遣いに睨んだ。(いいねえ。そのポーズ。そのまんま)

 さらに、爪を立てるしぐさをする。(それ、それ最高!!)

 もうほとんどモデル扱いである。

 そんな撮影現場を観光客が通過していく。変わった猫のポーズに、皆驚いている模様。

 やがて、場所を変えて反対側の角の階段に移動。

 今度は、うつぶせになり、丸くなって所をなどを撮影。

 070701_1443~01.jpg


 その場所に飽きたオイラを察したのか、移動を開始した。

 今回の移動は長い。

 坂道の上の十字路をすっくりと右に曲がっていく。(どこ行くつもりやろ)

 ちょうど、前からマニュアルカメラをぶら下げたオネエちゃんが現れた。  

 オイラのモデルを見つけた彼女は、すかさずファインダーを向ける。

 しかし、オセロ猫(白と黒だから)は、隅の道をすり抜けて、足早に逃げていく。(やっぱオイラでないと…)

 そして、アパートの窓際に逃げ込んでしまった。

 ここで、当分出てこないかなあと思った。

 しかし、ちょうど、アパートの玄関前に出てきていたので、オイラは手招きして、出てくるように言った。

 するとどうだろう。オセロ猫は、出てきた。

 まだ、マニュアルカメラ女性が傍にいた。

 「出てきましたよ。さあさあ」

 「私マニュアルだから、なかなか猫は難しいですよね」

 「大丈夫、ちゃんと寄せ付けますから」

 しかし、出てきたと思ったら、速度を上げて、下の階段を降りていった。(くそっ!)

 もう難しいかと思ったら、今度はその階段下で寝ころがったではないか。

 「今です。急いで。急いで」

 「あっ、ハイ」

 彼女は、慌てながらも慎重にピントを合わせて、転がるオセロ猫を撮っていく。

 20秒もすると、起き上がってしまった。

 「どうでした?」

 「はい、ちゃんと撮れました」

 「それは良かったですね」

 「あ、はい、ありがとうございます。それじゃあ、私はあっち行くので」

 「あ、はい」

 彼女は、階段を昇っていった。

 一方、オセロ猫は、傍にある公園で丸くなっていた。

 (まあ、そろそろオイラも潮時かもね)

 オイラは、オセロ猫に礼を言うと、階段を昇って神楽坂三丁目方向に足を運ばせた。

 この界隈は、小さな道が石畳となって繋がっている。どの店も趣のある志向のお店が立ち並び、小小京都と言った感じ。けっこう、料亭が多く、夜にもなると、各財閥や先生方がお忍びでやってくる。そんな雰囲気がある。

 ちょうど、兵庫横丁から東に一本平行した道がある。その名も本多横丁。ここには、小さい飲食店が正に軒を連ねている。ちょと道を一本外れると、面白いそうなお店がある。軽く一杯したいとき志向的なお店が多いかも。

 さて、その通りの一角を曲がる。少しもっこりとした幅2.5mほどの坂道が続く。坂道の中心は階段で両左右だけが、坂道になっている。

 その道の両脇には、高そうな料亭、オープンカフェなどが所狭しと静かに佇んでいる。  

 この道が芸者新道という。

 昔のことである。宴会の始まる時間になると、芸者さんたちがこの道を近道として使っていたので、その名がついたという。

 まあ、裏道なので、凛とした感じはする。しかし、隣に平行して並ぶマンションの一角が気になる。

 さて、次は、本通りを挟んで南側に出た。ちょうど、神楽坂一丁目界隈に当たる。

 ここで有名なのが、銭湯熱海湯である。

 ちょうど、銭湯に向かう際に、坂道の階段を下りていかなければならなかった。

 しかし、その坂道が大正解。

 名もないその坂道。隅にちゃんと緑をこしらえている。

 オイラは、その坂を捉えようとするが、ヒトが意外に通る。

 どうやら、その道の途中に有名な料理屋さんがあるようだ。

 そんな人通りにも臆することなく、おいらは必死に粘った。

 何枚かフレームに収めると、階段を下りて、T字を右に出た。

 すると、目の前に銭湯はあった。

 昔ながらの瓦屋根、狸の置物のある銭湯は、趣がある。(ここほんま新宿区?)

 富士山の壁絵が出てきそうな、そんな古き良き時代の匂いを感じる。

 そんなタイムスリップした建物のちょうど左に、コインランドリーがあった。そして、一台が弧を描いていた。 

 どうやら新聞を大きく広げている赤いTシャツのおばちゃんの衣装らしい。

 そんなおばちゃんを潰す後ろ姿に味を感じる。

 オイラは、コインランドのおばちゃんを激写していった。

 この一丁目界隈には、面白い看板のお店や古びた家々が点在していて、意外に面白い。

 北側が料亭・カフェエリアなら、こちらは居酒屋エリアといった感じ。庶民派っていうとこかな。

 一丁目界隈を一通り見ると、最後にもう一度、本通りに出て、左右の道に並ぶ、お店を見ていく。

 古いおもちゃを扱う一軒のお店があった。外国人が珍しいそうに見ている。小さい女の子も同じような目を向けている。(昭和を感じるねえ)
 

 さて、もう神楽坂下は目と鼻の先。

 神楽坂からまた、飯田橋へ。

 神楽坂には、狭い路地がたくさんあり、面白い。しかし、景観がいまいち。でもオープンカフェはやたら多い。しかし、おしゃれなカフェの雰囲気が絶望的。ぜんぜん開けていない場所で、お茶を飲んでもあれでは落ち着けないのではないだろうか。
 
 東京は土地が狭く、縦に長い建物が長いから、一番オープンカフェには、向いていない土地柄だろう。

 まだ、 が見えるとか、 が見えとか、何か名高い名所でも見れればいいのだが、ここでは何を見ているのだろうか不思議に思った。

 あまり、紹介されいないような南側の界隈が今回は気に入った。

 古い小屋や看板、そして路地がいい味を出している。

 まずまずの神楽坂であった。

 そして、家に向かうのであったが、

 (兄さん事件です!) 

 次回に続くのでした。



 



 

 
  

 

 



 



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07.05 (Thu) 01:20 [ 未分類 ] CM0. TB0. TOP▲
  
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